【日常】初詣のマーケティング
1月2日に初詣に行ってきました。
クソ混みすぎ!!
確実に混んでることは分かりきっているのになぜ僕らは三が日に初詣に行ってしまうのでしょうか。
デパートのバーゲンセールもこの時期にありますよね。
それはいつもより安くモノが手に入るからって理由があるからまだわかりやすい。
じゃあ初詣は?
三が日に初詣に行くと、いつもよりご利益を得られるから?
そんなこと本当はないですよね。
ここには壮大なマーケティングのお話が絡んでいるような気がします。
僕らは初詣という文化が提示しているストーリーにどっぷりと浸かってしまってる訳です。
初詣に行くことと、その後1年が僕らにとっていい年になるかどうかということの間に因果関係はないはずですよね。
それでも、なんとなく縁起がいいもの、行っとかなきゃいけないものとして初詣を扱う傾向にあります。
初詣は僕らに、
ここに来れば今年1年が幸せになるというストーリ-を、長い歴史に裏付けされた信用度の高さとともに提示してきています。
神社や寺という場所は圧倒的に神聖な感じがあるし、タダで行けるし、とてつもない幸福を提供してくれそうな気がするし、それを悪く宣伝する人はいないし。
マーケティングの4Pの目線で考えても悪い要素が1つもない。
1つのコンテンツとして初詣を見てみると、なんというか、これを仕込んだ昔の人たちの勝利って感じがします。
毎年めちゃめちゃお金入ってきてそう。
それと、ふと思ったのは
日本人ってばりばり宗教信仰してるよねって話。
僕自身、あなたの宗教は?って聞かれると「無いです」って答えると思うんですけど
神社に行くといつも空の上にいる何かに祈っている。
初詣に行く人たちもきっとそれぞれ何かに祈っている。
宗教のことは全然勉強してないからよく分からないけど、日本人は無宗教というのは潜在的には間違っている話なのかな、と感じた。
という話でした。
来年はすいてるときに初詣いこう。