【仕事】会社3年は続けろよという空気と1万時間の法則
「3年は会社続けろよ、いろいろ分かってくるようになるから」
なんで3年なのかと尋ねると論理的な答えは返ってこない。
基準はよくわからないし、まあ呪文みたいな言葉。
しかし題名にもある1万時間の法則に当てはめると、この理論にもあながち頷ける気がしてきた。
1万時間の法則ってのはざっくり言うと、物事をある程度のレベルでこなせるようになるには大体1万時間かかるっていうやつです。
毎日9時-17時(休み1時間)で働くと大体月々150時間働くことになる。
それが12ヶ月で1800時間。
3年働くと…5400時間。
おかしい1万時間に到達するにはあと3年必要だ。
そうか、残業を前提条件に加えないといけない。
3年で1万時間を達成するには
1年で3333時間
1月あたり277時間
ということは1日あたり13.5時間働く必要がある。
!?
1万時間の法則が確かなものだとしたとき、普通に定時で働くだけでは3年経っても中途半端なままだ。
となると「3年は続けろよ」、という言葉は一体なんなんだろうか。
2つの解釈を考えた
①3年間普通に働くと1万時間の内、半分は達成できる。それを完成させることを目指すのか、それをベースに違うことをするのか。それはその時考えればいい。
②3年間残業しまくって死ぬ気でやれば一人前になっている。そのまま兵士になればいい。
ふ〜む。
もし誰かに仕事を辞めたいという相談をされたら①番の解釈で話をしてあげよう。
まあでも、②番の生き方にも支持者はいそう
全ての大人たちが①番の解釈で「3年続けろよ〜」とは言ってないと思うのでこれは鵜呑みにするには非常に危険な言葉である。
というわけで
「会社をとりあえず3年は続けること」は誰しもが強要されるべきではないし、大してあてにならない理論であると結論づけたいと思います。
それっぽいこと言葉も、よくよく考えると筋が通ってないことがある
ということを言いたかったです。